タイヤローテーション、各部点検で入庫されました。
距離も少なく(約20000㌔)、6ヵ月前にヤナセさんで車検を受けている事もあり
問題もそう無いはず。と思いながらエンジンのアンダーカバーを外すと、カバーの内側が湿っているのが確認できました。
エンジン側をよく見てみるとオイルパンからエンジンオイルが漏れていました。
クレームで修理してもらえるかも?と思いとりあえずヤナセさんに連絡しました。
その後、車両をヤナセさんに持ち込んで確認してもらったのですが、クレームでは無理との回答でした(数日かかりました)。
その旨をお客様に説明した後、作業にかかりました。
まず、エンジンオイルを抜きます。
次に、エンジンマウントをきり、少しエンジンを持ち上げておきます。
その後、オイルパンのボルトを緩めてオイルパンを取り外します。
エンジンの角の部分から漏れていたのがわかります。
取り外したオイルパンです。角から漏れていたのがよくわかります。
オイルパンに残っているシール剤をきれいにはがします。
オイルの漏れていた個所をよく見てみると鋳込みの“ス”みたいなものが数ヶ所確認できました。
おそらくこれが原因だと思います。
オイルストーンで軽くならしてから、脱脂してシール剤をぬって組み付けです。
規定トルクで締め付け、エンジンオイル、フィルターを交換して完成です。
ちなみに、オイルのディプスゲージが無いのでテスターが無い場合は、ハンドルのボタン操作でオイル量が適正であるかどうかが、
メーター内のディスプレイ上に表示されます。表示に従って調整すれば大丈夫です。
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